こんにちは、商品レビューの徹底読み込みが大好きな機械系研究開発者のれんやです。
皆さんってアイロンがけ好きですか?自分は嫌いです。アイロン台をいちいち出してスペース作って、アイロンがけをしながら子供が近寄ってきて火傷しないか警戒するのはかなり面倒です。
そんな中、衣類スチーマーという製品があることを知りました。服を吊るしたままシワをとれる製品らしいです。
そんな便利なものがあるならぜひ欲しい!と思って比較検討した結果、ティファールのアクセススチームプラスを購入しました。
買って半年以上が経ちましたので、私の中での評価も固まりました。非常に便利ですが、生地によっては物足りなさも感じました。
それでは、衣類スチーマーを選ぶときのポイントは何なのか、ティファール アクセススチームプラスの使い勝手や、どれくらいシワがとれたのか、レビューをしていきます!
衣類スチーマーって何?
衣類スチーマーとは、高温の蒸気を服に当てることでシワをとれる製品です。
衣類スチーマーの大きな特徴は、ハンガーにかけたままシワをとれることです。
シワを取るためにはよくアイロンが使われますが、アイロンがけは準備が面倒です。アイロンがけをするためには、アイロン台が必要です。奥にしまい込んだアイロン台を出して、スペースを作ってやるのは手間がかかりますよね。
おまけに小さな子供がいる家庭だと、すぐ子供がよってきます。アイロンに触れると火傷してしまうため、注意に気を払いながら作業をしないといけないため疲れてしまいます。
一方の衣類スチーマーは服をハンガーにかけたまま作業ができます。アイロン台を準備する必要もないため、手軽に使えます。子供の火傷についても、ハンガーの高さで作業できるので、子供の身長よりより高いところで作業ができて安全です。
衣類スチーマーを選ぶポイント
シワがとれる
シワがとれいことには始まりません。比較サイトでしわの伸びやすさのレビューを見ました。が、サイトによって評価が全然違います。何を信じればいいのやら…
本記事では実際にティファール アクセススチームプラスを使ったときに、どれくらいシワがとれたのかを記事の後半で写真付きで書いています。少しでも参考にしてもらえたらと思います。
軽い
持ち上げたまま使うので、軽い方が使いやすいです。製品により重量は様々で、売れ筋機種でも0.7〜1.2kgとバラバラです。最軽量の機種と最重量の機種では、500mlのペットボトル1個分の重さの差があります。
形状
メーカーによってかなり形状が違います。重さだけでなく、形状によって重心が変わってくるので、ここも使い勝手のポイントになります。
これらの選び方のポイントを考えて選んだのが、ティファールのアクセススチームプラスです。
重量が1.2kgと重いことは気になったのですが、持ちやすそうな形状でカバーしていそうなことと、シワがとれることを重視したので、この機種を選びました。
それでは実際の勝手はどうだったのか、レビューをしていきます。
ティファール アクセススチームプラスの外観・使い方・性能
外観
特徴的なフォルムでスタイリッシュなデザインです。
スチームが出るのは上からですが、下に水のタンクを配置することで、重心を手元近くに寄せて使いやすくする設計思想がうかがえます。
ボタンはいたってシンプル。
電源とターボモード/デリケートモードの切り替えのみです。
トリガーを押すと蒸気が出ます。
給水タンクはこんな感じです。
満タンにしておけば使用中に水が切れることは、私が使用している範囲ではまったくありません。タンクの容量は十分ですが、重くなりすぎないちょうどいいサイズかなと思います。
シワとり性能
アイロンでシワをとるときは、高温の蒸気を出しながら、高温の金属部分を、布に押し付けています。かなりの力技ですよね。
一方の衣類スチーマーは蒸気を吹きかけるだけです。これでシワがとれるなんて都合よすぎない?って思いません?
というわけで、シワがとれるのか、使用例をお見せしたいと思います。
綿のポロシャツ
まずは綿のポロシャツです。カノコの一般的なポロシャツですね。
たたんでしまっておくと、このようにしわができてしまいます。
これにスチームをかけると…
これ!すごくないですか??左側がスチームをかけた側ですが、一発でしわがとれました。
さらに全体のしわをとりましたが、かなりきれいになりました。
これだけシワがとれればアイロンはいりませんね。所要時間も3分ほどと非常に短いです。
綿のブロードシャツ
次にこちらも綿のシャツです。こちらはブロードのツヤのある素材です。
この素材はシワがめちゃくちゃ入りやすく、ドラム式洗濯機で、中身をいっぱいにして乾燥をかけるとシワだらけで大変なことになります。次はこのシャツのシワをとってみましょう。
どうでしょう。大き目のシワはとれますが、小さなシワはとりきれませんでした。
拡大するとこんな感じです。
5分くらい格闘しましたがこれが限界。ブロードのシャツは、カジュアル使いであればこれくらいのシワは許されますが、ビジネスシーンで使うワイシャツはアイロンでしっかりプレスをかけてしわをとりたいですね。
ティファール アクセススチームプラスのよかった点
すぐに使える
水を入れて電源を入れたら、1分もたたずにスチームが出せるようになります。アイロン台を出す手間もかかりませんし、サクッと使うにはとても便利です。朝急いでいるときも、これがあれば楽ちんです。
安全
子供がいるときでも、子供の背丈より高いところで作業できるため、安全に使えます。
シワがとれる
カジュアル使いの服であれば十分シワを伸ばせると思います。素材によってはかなり効果が高いです。もともと防シワ加工されているような洋服だと、特に簡単にシワがとれます。
ティファール アクセススチームプラスのイマイチな点
シワをゼロにするのは難しい
シャツの細かいシワまで完全にとることはできませんでした。ただ、これは衣類スチーマーという製品群どれも同じではないかなと思います。アイロンの熱と力によるプレスにはかないませんからね…
ちなみに私はビジネスや冠婚葬祭で、シワが全く無い状態でシャツを着たい場合は、クリーニングに出しています。労力と頻度をを考えるとそちらのほうが効率がいいです。
重い
最初に持ったときに感じたのが、思ったよりも重いということでした。使っていて腕がつらくなるということはありませんが、女性など、非力な方は店頭で実際に持ってみたほうがよいかもしれません。
ティファール アクセススチームプラスのまとめ
本記事は「【ティファール アクセススチームプラスレビュー】手軽にシワがとれる衣類スチーマー」について書きました。
不満点もいくつかありましたが、アイロンから解放されるというのは大きなメリットです。ちょっとしたシワを伸ばすことが清潔感につながりますしね。家にあると便利だと思うので、ぜひ検討してみてください。
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